2022年6月6日
梅の思い出
今回のコラムは、ゆいまーる保育園小泉沙希先生です。
先日保育園で行われた食育の様子とご自身の思い出について書いてくれました。
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6月となり関東でも梅雨入りが発表されましたね。
雨が続くことを考えると気持ちが少ししょんぼりしてしまいますが、
色とりどり綺麗に咲いた紫陽花が気分を明るくしてくれます。
先日、年長クラスの子ども達が梅シロップ作りを行いました。
梅のヘタを爪楊枝で取り、氷砂糖と一緒に瓶の中へ。
これから1ヶ月かけて毎日ゆっくりと瓶を回すお手伝いをしながら、梅シロップの完成を待ちます。
私にとって梅で思い出すのは、母が漬けた梅干。
当時梅は苦手だったので出来上がった時の味よりも、赤紫蘇の鮮やかな色と香りが懐かしい記憶として残っています。
また、今回シロップ作りを企画した栄養士は、父と梅酒と梅ジュース作りをしたことが、
初夏にかけての美味しいお楽しみとして記憶に残っているとのこと。
梅のほのかな甘い香り。
梅の実がゆっくりと黄色に熟していく様子。
瓶を回してシロップがちゃぷちゃぷ揺れる期待感。
梅ジュースのさわやかな香りと酸味。
年長クラスの子ども達の中には、大人になって梅を見た時に思い出す子もいるでしょうか。
ひとまずは子ども達と共に1か月後の梅シロップの完成と梅ジュースの試飲を楽しみに待ちたいと思います。
ゆいまーる保育園 園長 小泉沙希